7月4日大引けの東京株式本則市場は社債デフォルトが増えそうな中国に振り回される

 7月4日の東京株式市場は、日経平均が前日比68.50銭安の21717円04銭、TOPIXが前日比0.45ポイント高の1693.25ポイント、20.02ポイント安の7194.57ポイントで終えました。
 米中双方とも6日に関税を発動する見通しであり、加えて中国において社債デフォルトが急増しており、年初からのデフォルト総額が165億人民元に膨らんでおり、一部アナリストは、今年は過去最悪のデフォルト総額207億人民元を超えると見ている状況であり、中国の景気後退がより鮮明になりつつある中、上海株に左右される展開となっています。
 安川電機やファナック、SMCなどの中国関連株の一部が下落し、日経中国関連株50の一つであるファーストリテイリングが6月ユニクロ国内既存店売上高の前年同月比での減少もあって下落しました。また、中国政府によるアメリカ半導体メーカーの中国販売差し止めを懸念して半導体関連株も下落しました。
 他方で商社株やJXTGホールディングスやコスモエネルギーHDなどの石油元売り株やキューピーなどの食料品、エステーなどの化学、トヨタ自動車やスズキが上昇しました。33業種別株価指数ランキングでは、石油石炭製品、鉱業、倉庫運輸関連がトップ3となり、規模別株価指数は小型株指数が0.04%、大型株指数が0.08%下落する一方、中型株指数が0.11%上昇しました。
 このほか、短期的なリバウンド狙いのマネーゲームで、私的整理の事業再生ADR手続きを申請している田淵電機が全取引所ランキング値上がり率2位に入り、山下医科器械を傘下に持つヤマシタヘルスケアホールディングスが前日16時に5月期通期業績予想の上方修正と増配を発表したために、同5位にランクインしました。
 他方、流通企業への販促支援のアイドママーケティングコミュニケーションが下落して全取引所ランキング値下がり率1位、ストレスチェック関連ビジネス大手のアドバンテッジリスクマネジメントが同2位となり、ETFでは中国H株ベア上場投信やNEXT NOTES韓国KOSPIベアETNが一時年初来高値を更新しました。
 東証二部は、時価総額上位組において、東芝や朝日インテック、三谷商事が上昇し、ベネフィットワンやD.A.コンソーシアムホールディングス、外食チェーンのアトムが下落しました。このほか、本日上場して値がつかなかったロジザードの第4位大株主コンテックが3日続落して75本線に接近しています。http://www.epcb.co/ginzads.html